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「湖南」はどんなところ? |
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福島県中央に位置する中核市・郡山が誇る猪苗代湖の南に存在する町です。
標高は520メートル。168平方キロの広大なエリアに人口はわずかに4千人ほど。
56平方キロに18万人も住む郡山地区に比べて、自分空間の豊さ感は125倍(面積/人口)。
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「湖南」はこんなところ? |
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戦乱に明け暮れた天下を豊臣秀吉が統一してのち江戸時代を迎えると、安積野(現郡山市)は二本松藩領となりますが、安積野郡山ノ内と称された湖南高原は当時の戦国大名の支配情勢から会津藩領となってしまします。
その後40年ほどして、会津藩主の領地返上騒ぎがあり湖南地区の東側半分「山ノ内五箇郷」が会津藩を離れ二本松藩に編入されます。この220年後、京都守護職となった会津藩主の役高の一部として「山ノ内五箇郷」は再び会津藩預かりとなります。
明治維新後、県制・郡制が敷かれ、湖南地区は古来の安積郡役所管轄に復帰します。11村が幾度かの合併を繰り返したのち新生「湖南村」の旗揚げを掲げて合併したのが1955年(昭和30年)の春。郡山市湖南町の誕生はその10年後のことでした。
このようにして「湖南」は、安積野と会津盆地の歴史文化が吹き上げ、多彩な民族文化を育む土地となりました。
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「湖南」を形成するの5つの地区 |
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●月形地区・・・猪苗代の東側に沿う三日月形の湖岸推積平野。
●中野地区・・・三森峠の懐にある湖南の追分けに位置する土地。
●三代地区・・・湖南町の中央に位置し勢至堂峠越えの玄関口。
●福良地区・・・湖上通りと表街道の賑いに抱かれ多彩な情報を秘めた土地。
●赤津地区・・・会津郡の境界に位置し多彩な歴史民俗を秘めた土地。
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「湖南」の主な方言 |
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●わげ→自宅 ●しっちゃもん→知れたもの ●さすけねえ→差し支えない
●なじょすっぺ→どうしよう ●こなんしょ→来てください ●あがっせ→お上がりください
●うるがす→(水等に)浸して、潤わせる ●ねっぱす→貼り付ける ●こー→来い
●そじる→損じる ●がおる→体の調子が悪い、病気になる
●ごせやぐ→腹を立てる ●あいばせ→行きましょう
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